boolean
日本語 | 真偽値型 |
英語 | boole type |
ふりがな | ぶーりあん |
フリガナ | ブーリアン |
プリミティブ型のひとつ。
trueもしくはfalseを格納するための型。
ラッパークラスはBooleanクラス。
boolean型変数に格納できるのは「true」「false」の2種類のbooleanリテラルのみ。
boolean型変数はたった2種類のbooleanリテラルのみを格納する。整数値や文字列は格納できない。プリミティブ型でありながら、他のプリミティブ型とは大きく異なる型である。
論理値を格納できる型であり、論理演算を行うことができる。
&&演算子、||演算子、!演算子を使用して論理演算を行うことができる。
==演算子、<演算子、>演算子といった比較演算子の戻り値の型もboolean型であり、「true」「false」のどちらかを返す。
また、ifやwhileといったステートメントはboolean型変数を評価対象とし、「true」か「false」かによって処理を変更する。
一般に「true」は「真」「正しい」「OK」等肯定的な意味を持ち、「false」は「偽」「誤り」「BAD」等否定的な意味を持つ。
ただし、trueとfalseの意味は状況によっては解釈が曖昧になる。
たとえばboolean型を返すerrorCheck()というメソッドがある場合、このメソッドがtrueを返すのは「エラーが見つかった場合」なのか「エラーがなくて問題ない場合」なのか、2通りの解釈ができてしまう。
そういった問題を避けるため、boolean型変数や、boolean型を戻り値にするメソッドは必ずisを頭に付けることが望ましい。
trueもしくはfalseを格納するための型。
ラッパークラスはBooleanクラス。
boolean型変数に格納できるのは「true」「false」の2種類のbooleanリテラルのみ。
boolean型変数はたった2種類のbooleanリテラルのみを格納する。整数値や文字列は格納できない。プリミティブ型でありながら、他のプリミティブ型とは大きく異なる型である。
論理値を格納できる型であり、論理演算を行うことができる。
&&演算子、||演算子、!演算子を使用して論理演算を行うことができる。
==演算子、<演算子、>演算子といった比較演算子の戻り値の型もboolean型であり、「true」「false」のどちらかを返す。
また、ifやwhileといったステートメントはboolean型変数を評価対象とし、「true」か「false」かによって処理を変更する。
一般に「true」は「真」「正しい」「OK」等肯定的な意味を持ち、「false」は「偽」「誤り」「BAD」等否定的な意味を持つ。
ただし、trueとfalseの意味は状況によっては解釈が曖昧になる。
たとえばboolean型を返すerrorCheck()というメソッドがある場合、このメソッドがtrueを返すのは「エラーが見つかった場合」なのか「エラーがなくて問題ない場合」なのか、2通りの解釈ができてしまう。
そういった問題を避けるため、boolean型変数や、boolean型を戻り値にするメソッドは必ずisを頭に付けることが望ましい。
参考サイト
// Sample.java
public class Sample
{
public static void main( String[] args )
{
// boolean型変数を作ります。
boolean b = true;
System.out.println( b );
// true
// boolean型変数にはtrueとfalse以外入りません。
// b = 100;
// 型の不一致: int から boolean には変換できません。
// 基本的に算術演算子は使えません。
// b = b + 1;
// b = b + false;
// 演算子 + は引き数の型 boolean, boolean で未定義です。
// ! は、trueをfalseに、falseをtrueに変換します。
b = !b;
System.out.println( b );
// false
// ちなみに、System.out.println() が
// 「true」や「false」と出力するのは、
// 別にboolean型変数にこういった
// 文字列が入っているわけではなく、
// System.out.println( boolean )がそういう処理を
// 行っているというだけのことです。
}
/**
* エラーチェックメソッド。
* ↑なんてテキトーにコメントが付いていると、
* trueとfalseの意味が分かりません。
* だからこれは悪い例。
*/
private boolean errorCheck()
{
// エラーが見つかったらtrueを返す?
// エラーがなかったらtrueを返す?
return true;
}
/**
* エラーチェックメソッド。
* ↓このメソッド名なら、エラーがあったときにtrueが
* 返るのは明白です。だからこれが良い例。
*/
private boolean isError()
{
// エラーが見つかったらtrueを返します。
return true;
}
}
public class Sample
{
public static void main( String[] args )
{
// boolean型変数を作ります。
boolean b = true;
System.out.println( b );
// true
// boolean型変数にはtrueとfalse以外入りません。
// b = 100;
// 型の不一致: int から boolean には変換できません。
// 基本的に算術演算子は使えません。
// b = b + 1;
// b = b + false;
// 演算子 + は引き数の型 boolean, boolean で未定義です。
// ! は、trueをfalseに、falseをtrueに変換します。
b = !b;
System.out.println( b );
// false
// ちなみに、System.out.println() が
// 「true」や「false」と出力するのは、
// 別にboolean型変数にこういった
// 文字列が入っているわけではなく、
// System.out.println( boolean )がそういう処理を
// 行っているというだけのことです。
}
/**
* エラーチェックメソッド。
* ↑なんてテキトーにコメントが付いていると、
* trueとfalseの意味が分かりません。
* だからこれは悪い例。
*/
private boolean errorCheck()
{
// エラーが見つかったらtrueを返す?
// エラーがなかったらtrueを返す?
return true;
}
/**
* エラーチェックメソッド。
* ↓このメソッド名なら、エラーがあったときにtrueが
* 返るのは明白です。だからこれが良い例。
*/
private boolean isError()
{
// エラーが見つかったらtrueを返します。
return true;
}
}
// Sample.java public class Sample { public static void main( String[] args ) { // boolean型変数を作ります。 boolean b = true; System.out.println( b ); // true // boolean型変数にはtrueとfalse以外入りません。 // b = 100; // 型の不一致: int から boolean には変換できません。 // 基本的に算術演算子は使えません。 // b = b + 1; // b = b + false; // 演算子 + は引き数の型 boolean, boolean で未定義です。 // ! は、trueをfalseに、falseをtrueに変換します。 b = !b; System.out.println( b ); // false // ちなみに、System.out.println() が // 「true」や「false」と出力するのは、 // 別にboolean型変数にこういった // 文字列が入っているわけではなく、 // System.out.println( boolean )がそういう処理を // 行っているというだけのことです。 } /** * エラーチェックメソッド。 * ↑なんてテキトーにコメントが付いていると、 * trueとfalseの意味が分かりません。 * だからこれは悪い例。 */ private boolean errorCheck() { // エラーが見つかったらtrueを返す? // エラーがなかったらtrueを返す? return true; } /** * エラーチェックメソッド。 * ↓このメソッド名なら、エラーがあったときにtrueが * 返るのは明白です。だからこれが良い例。 */ private boolean isError() { // エラーが見つかったらtrueを返します。 return true; } }
「みだし」に含まれているページ
「解説」に含まれているページ
「サンプルプログラムとか」に含まれているページ
- !=演算子
- !演算子
- &&演算子
- ++演算子
- +演算子
- --演算子
- <<演算子
- <=演算子
- <演算子
- ==演算子
- >=演算子
- >>>演算子
- >>演算子
- >演算子
- ]
- AND演算
- boolean
- Boolean
- booleanリテラル
- BufferedInputStream
- BufferedReader
- const
- doステートメント
- equals
- false
- for
- forステートメント
- instanceof
- Jakarta Commons
- matches
- NOT演算
- OR演算
- PushbackInputStream
- PushbackReader
- regexp
- return
- switch
- switchステートメント
- true
- volatile
- whileステートメント
- ||演算子
- 「偽」
- 「真」
- オーバーロード
- キャスト
- ショートサーキット
- ショートサーキット演算子
- ステートメント
- ダイアログ
- バイト入力ストリーム
- バイト出力ストリーム
- プリミティブ型
- モーダルダイアログ
- ラッパー
- リテラル
- リフレクション
- 二項演算子
- 初期値
- 初期化
- 単項-演算子
- 大文字
- 排他的論理和
- 真偽値
- 空ステートメント
- 評価
- 論理値
- 論理値リテラル
- 論理否定
- 論理和
- 論理演算
- 論理積