ビュー
日本語 | 画面 |
英語 | view |
ふりがな | びゅー |
フリガナ | ビュー |
プログラムの「画面表示部分」
MVCの「V」。プログラムを「モデル」「ビュー」「コントローラー」に分けた際の「ビュー」に該当する部分。
画面を表示するプログラム。
Webブラウザを経由して表示する場合には、そのためのHTML出力行うプログラム、特にJSPを指す。
画面表示はユーザーが直接触れる箇所であるため、ユーザーの要望に答える形で細かい修正をすることが多い。
また、凝ったデザインを行う場合、プログラマーではなくデザイナーが扱う事も多い。
そのため、MVCに分ける必要性が出てくる。
「コントローラー」「モデル」と分離することで完全にビューのみを修正できるようになる。そのため、ビューの細かい修正によって重要な機能を担うモデルやコントローラーが誤って修正されることを避けることができる。また、「プログラム」としての部分を排除することで、プログラムにあまり詳しくないデザイナーが、画面のデザインに専念することもできる。
ただし、完全な分離や、モデルやコントローラーを無視することは不可能である。
ビューからプログラムとしての部分を完全に排除することは難しい。JSPやJavaScriptによってビューにもプログラムを組むことができ、ユーザーインターフェイスの面でこれらによるプログラムをせざるを得ない面もあるためである。また、検索機能等、モデルとの連携が不可欠な場合も多い。
MVCの「V」。プログラムを「モデル」「ビュー」「コントローラー」に分けた際の「ビュー」に該当する部分。
画面を表示するプログラム。
Webブラウザを経由して表示する場合には、そのためのHTML出力行うプログラム、特にJSPを指す。
画面表示はユーザーが直接触れる箇所であるため、ユーザーの要望に答える形で細かい修正をすることが多い。
また、凝ったデザインを行う場合、プログラマーではなくデザイナーが扱う事も多い。
そのため、MVCに分ける必要性が出てくる。
「コントローラー」「モデル」と分離することで完全にビューのみを修正できるようになる。そのため、ビューの細かい修正によって重要な機能を担うモデルやコントローラーが誤って修正されることを避けることができる。また、「プログラム」としての部分を排除することで、プログラムにあまり詳しくないデザイナーが、画面のデザインに専念することもできる。
ただし、完全な分離や、モデルやコントローラーを無視することは不可能である。
ビューからプログラムとしての部分を完全に排除することは難しい。JSPやJavaScriptによってビューにもプログラムを組むことができ、ユーザーインターフェイスの面でこれらによるプログラムをせざるを得ない面もあるためである。また、検索機能等、モデルとの連携が不可欠な場合も多い。
参考サイト
- (参考サイトはありません)
// Sample.java
import java.awt.Frame;
import java.awt.event.WindowListener;
import java.awt.event.WindowEvent;
import java.awt.event.MouseListener;
import java.awt.event.MouseEvent;
public class Sample
{
public static void main( String[] args )
{
// ビューを作ります。
View view = new View( new Controller( new Model() ) );
}
}
/**
* ビュークラス。
*/
class View extends Frame implements WindowListener, MouseListener
{
/** コントローラークラスのインスタンス */
private Controller controller = null;
/**
* コンストラクタ。
*/
public View( Controller controller )
{
// ウィンドウを作ります。
super( "テストウィンドウ" );
// コントローラーのインスタンスをセットします。
this.controller = controller;
// ウィンドウイベントを受け取るイベントリスナーを追加します。
addWindowListener( this );
// マウスイベントを受け取るイベントリスナーを追加します。
addMouseListener( this );
// ウィンドウサイズをセットします。
setSize( 400 , 300 );
// ウィンドウを表示します。
setVisible( true );
}
/**
* ウィンドウが閉じようとするときに呼ばれるメソッド。
*/
public void windowClosing( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowClosing()" );
// ウィンドウの終了処理を行います。
dispose();
}
/**
* ウィンドウが閉じるときに呼ばれるメソッド。
*/
public void windowClosed( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowClosed()" );
System.exit( 0 );
}
/**
* 以下、その他イベントハンドラ。
* これらのメソッドはWindowListenerインターフェイスの
* メソッドなので、全てオーバーライドする必要があるためです。
*/
public void windowActivated( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowActivated()" );
}
public void windowDeactivated( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowDeactivated()" );
}
public void windowDeiconified( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowDeiconified()" );
}
public void windowIconified( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowIconified()" );
}
public void windowOpened( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowOpened()" );
}
/**
* クリックされました。
*/
public void mouseClicked( MouseEvent mouseEvent )
{
System.out.println( "View#mouseClicked()" );
}
/**
* 押されました。
*/
public void mousePressed( MouseEvent mouseEvent )
{
// 処理はControllerクラスで行います。
// そうすることで、Viewクラスに処理を詰め込まないようにします。
controller.mousePressed( mouseEvent );
// もちろん、プログラム的に、このメソッドの中に全処理を詰め込むという事もできます。
// ですが、そうなった場合に処理がこのメソッドに集中し、再利用性等が落ちます。
// また、マウスイベントのメソッドなのでJUnitの単体テストに使用しづらいという
// 問題点もあります。
}
/**
* 離されました。
*/
public void mouseReleased( MouseEvent mouseEvent )
{
// 処理はControllerクラスで行います。
// そうすることで、Viewクラスに処理を詰め込まないようにします。
controller.mouseReleased( mouseEvent );
}
/**
* マウスカーソルが入りました。
*/
public void mouseEntered( MouseEvent mouseEvent )
{
}
/**
* マウスカーソルが出ました。
*/
public void mouseExited( MouseEvent mouseEvent )
{
}
}
/**
* コントローラークラス。
*/
class Controller
{
/** モデルクラスのインスタンス */
private Model model = null;
/**
* コンストラクタ。
*/
public Controller( Model model )
{
this.model = model;
}
/**
* マウスボタンが押されました。
*/
public void mousePressed( MouseEvent mouseEvent )
{
// MouseEventクラスの情報をバラバラにして渡します。
// そうすることで、ModelクラスをViewクラスから独立させる
// ことができます。
model.printBegin( mouseEvent.getX(), mouseEvent.getY() );
}
/**
* 離されました。
*/
public void mouseReleased( MouseEvent mouseEvent )
{
// MouseEventクラスの情報をバラバラにして渡します。
model.printEnd( mouseEvent.getX(), mouseEvent.getY() );
}
}
/**
* モデルクラス。
*/
class Model
{
/**
* 押されました。
*/
public void printBegin( int x, int y )
{
// これが(一応)メインの処理。
System.out.println( "マウスのボタンが押されました[X:" + x + ",Y:" + y + "]" );
// このようにモデルに中心となる処理を記述することで、
// 「重要な箇所はここ」と切り分けられるため可読性やメンテナンス性が高まります。
// また、複数のビューがある場合にもこのクラスを使い回すことができます。
}
/**
* 離されました。
*/
public void printEnd( int x, int y )
{
System.out.println( "マウスのボタンが離されました[X:" + x + ",Y:" + y + "]" );
}
}
import java.awt.Frame;
import java.awt.event.WindowListener;
import java.awt.event.WindowEvent;
import java.awt.event.MouseListener;
import java.awt.event.MouseEvent;
public class Sample
{
public static void main( String[] args )
{
// ビューを作ります。
View view = new View( new Controller( new Model() ) );
}
}
/**
* ビュークラス。
*/
class View extends Frame implements WindowListener, MouseListener
{
/** コントローラークラスのインスタンス */
private Controller controller = null;
/**
* コンストラクタ。
*/
public View( Controller controller )
{
// ウィンドウを作ります。
super( "テストウィンドウ" );
// コントローラーのインスタンスをセットします。
this.controller = controller;
// ウィンドウイベントを受け取るイベントリスナーを追加します。
addWindowListener( this );
// マウスイベントを受け取るイベントリスナーを追加します。
addMouseListener( this );
// ウィンドウサイズをセットします。
setSize( 400 , 300 );
// ウィンドウを表示します。
setVisible( true );
}
/**
* ウィンドウが閉じようとするときに呼ばれるメソッド。
*/
public void windowClosing( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowClosing()" );
// ウィンドウの終了処理を行います。
dispose();
}
/**
* ウィンドウが閉じるときに呼ばれるメソッド。
*/
public void windowClosed( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowClosed()" );
System.exit( 0 );
}
/**
* 以下、その他イベントハンドラ。
* これらのメソッドはWindowListenerインターフェイスの
* メソッドなので、全てオーバーライドする必要があるためです。
*/
public void windowActivated( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowActivated()" );
}
public void windowDeactivated( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowDeactivated()" );
}
public void windowDeiconified( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowDeiconified()" );
}
public void windowIconified( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowIconified()" );
}
public void windowOpened( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowOpened()" );
}
/**
* クリックされました。
*/
public void mouseClicked( MouseEvent mouseEvent )
{
System.out.println( "View#mouseClicked()" );
}
/**
* 押されました。
*/
public void mousePressed( MouseEvent mouseEvent )
{
// 処理はControllerクラスで行います。
// そうすることで、Viewクラスに処理を詰め込まないようにします。
controller.mousePressed( mouseEvent );
// もちろん、プログラム的に、このメソッドの中に全処理を詰め込むという事もできます。
// ですが、そうなった場合に処理がこのメソッドに集中し、再利用性等が落ちます。
// また、マウスイベントのメソッドなのでJUnitの単体テストに使用しづらいという
// 問題点もあります。
}
/**
* 離されました。
*/
public void mouseReleased( MouseEvent mouseEvent )
{
// 処理はControllerクラスで行います。
// そうすることで、Viewクラスに処理を詰め込まないようにします。
controller.mouseReleased( mouseEvent );
}
/**
* マウスカーソルが入りました。
*/
public void mouseEntered( MouseEvent mouseEvent )
{
}
/**
* マウスカーソルが出ました。
*/
public void mouseExited( MouseEvent mouseEvent )
{
}
}
/**
* コントローラークラス。
*/
class Controller
{
/** モデルクラスのインスタンス */
private Model model = null;
/**
* コンストラクタ。
*/
public Controller( Model model )
{
this.model = model;
}
/**
* マウスボタンが押されました。
*/
public void mousePressed( MouseEvent mouseEvent )
{
// MouseEventクラスの情報をバラバラにして渡します。
// そうすることで、ModelクラスをViewクラスから独立させる
// ことができます。
model.printBegin( mouseEvent.getX(), mouseEvent.getY() );
}
/**
* 離されました。
*/
public void mouseReleased( MouseEvent mouseEvent )
{
// MouseEventクラスの情報をバラバラにして渡します。
model.printEnd( mouseEvent.getX(), mouseEvent.getY() );
}
}
/**
* モデルクラス。
*/
class Model
{
/**
* 押されました。
*/
public void printBegin( int x, int y )
{
// これが(一応)メインの処理。
System.out.println( "マウスのボタンが押されました[X:" + x + ",Y:" + y + "]" );
// このようにモデルに中心となる処理を記述することで、
// 「重要な箇所はここ」と切り分けられるため可読性やメンテナンス性が高まります。
// また、複数のビューがある場合にもこのクラスを使い回すことができます。
}
/**
* 離されました。
*/
public void printEnd( int x, int y )
{
System.out.println( "マウスのボタンが離されました[X:" + x + ",Y:" + y + "]" );
}
}
// Sample.java import java.awt.Frame; import java.awt.event.WindowListener; import java.awt.event.WindowEvent; import java.awt.event.MouseListener; import java.awt.event.MouseEvent; public class Sample { public static void main( String[] args ) { // ビューを作ります。 View view = new View( new Controller( new Model() ) ); } } /** * ビュークラス。 */ class View extends Frame implements WindowListener, MouseListener { /** コントローラークラスのインスタンス */ private Controller controller = null; /** * コンストラクタ。 */ public View( Controller controller ) { // ウィンドウを作ります。 super( "テストウィンドウ" ); // コントローラーのインスタンスをセットします。 this.controller = controller; // ウィンドウイベントを受け取るイベントリスナーを追加します。 addWindowListener( this ); // マウスイベントを受け取るイベントリスナーを追加します。 addMouseListener( this ); // ウィンドウサイズをセットします。 setSize( 400 , 300 ); // ウィンドウを表示します。 setVisible( true ); } /** * ウィンドウが閉じようとするときに呼ばれるメソッド。 */ public void windowClosing( WindowEvent windowEvent ) { System.out.println( "View#windowClosing()" ); // ウィンドウの終了処理を行います。 dispose(); } /** * ウィンドウが閉じるときに呼ばれるメソッド。 */ public void windowClosed( WindowEvent windowEvent ) { System.out.println( "View#windowClosed()" ); System.exit( 0 ); } /** * 以下、その他イベントハンドラ。 * これらのメソッドはWindowListenerインターフェイスの * メソッドなので、全てオーバーライドする必要があるためです。 */ public void windowActivated( WindowEvent windowEvent ) { System.out.println( "View#windowActivated()" ); } public void windowDeactivated( WindowEvent windowEvent ) { System.out.println( "View#windowDeactivated()" ); } public void windowDeiconified( WindowEvent windowEvent ) { System.out.println( "View#windowDeiconified()" ); } public void windowIconified( WindowEvent windowEvent ) { System.out.println( "View#windowIconified()" ); } public void windowOpened( WindowEvent windowEvent ) { System.out.println( "View#windowOpened()" ); } /** * クリックされました。 */ public void mouseClicked( MouseEvent mouseEvent ) { System.out.println( "View#mouseClicked()" ); } /** * 押されました。 */ public void mousePressed( MouseEvent mouseEvent ) { // 処理はControllerクラスで行います。 // そうすることで、Viewクラスに処理を詰め込まないようにします。 controller.mousePressed( mouseEvent ); // もちろん、プログラム的に、このメソッドの中に全処理を詰め込むという事もできます。 // ですが、そうなった場合に処理がこのメソッドに集中し、再利用性等が落ちます。 // また、マウスイベントのメソッドなのでJUnitの単体テストに使用しづらいという // 問題点もあります。 } /** * 離されました。 */ public void mouseReleased( MouseEvent mouseEvent ) { // 処理はControllerクラスで行います。 // そうすることで、Viewクラスに処理を詰め込まないようにします。 controller.mouseReleased( mouseEvent ); } /** * マウスカーソルが入りました。 */ public void mouseEntered( MouseEvent mouseEvent ) { } /** * マウスカーソルが出ました。 */ public void mouseExited( MouseEvent mouseEvent ) { } } /** * コントローラークラス。 */ class Controller { /** モデルクラスのインスタンス */ private Model model = null; /** * コンストラクタ。 */ public Controller( Model model ) { this.model = model; } /** * マウスボタンが押されました。 */ public void mousePressed( MouseEvent mouseEvent ) { // MouseEventクラスの情報をバラバラにして渡します。 // そうすることで、ModelクラスをViewクラスから独立させる // ことができます。 model.printBegin( mouseEvent.getX(), mouseEvent.getY() ); } /** * 離されました。 */ public void mouseReleased( MouseEvent mouseEvent ) { // MouseEventクラスの情報をバラバラにして渡します。 model.printEnd( mouseEvent.getX(), mouseEvent.getY() ); } } /** * モデルクラス。 */ class Model { /** * 押されました。 */ public void printBegin( int x, int y ) { // これが(一応)メインの処理。 System.out.println( "マウスのボタンが押されました[X:" + x + ",Y:" + y + "]" ); // このようにモデルに中心となる処理を記述することで、 // 「重要な箇所はここ」と切り分けられるため可読性やメンテナンス性が高まります。 // また、複数のビューがある場合にもこのクラスを使い回すことができます。 } /** * 離されました。 */ public void printEnd( int x, int y ) { System.out.println( "マウスのボタンが離されました[X:" + x + ",Y:" + y + "]" ); } }